FX利益の納税時期

税金の納付の仕方

FXで発生した売却益やスワップポイントによる利益は、先物取引に係る雑所得に該当するため、課税の対象となります。

この金額の計算方法は、一年間のうちにFXで発生した全ての利益から損失や必要経費を差し引いて求めます。
もし、利益より損失の方が多い場合は、翌年以降3年間で生じた先物取引に係る雑所得から控除(損益通算)する事ができますので、前年以前にFXに係る損失が残っている場合はそれも差し引きます。

なお、FXに係る損失は他の所得から控除する事はできませんので注意して下さい。

つまり、課税対象期間である毎年1月1日から12月31日までに決済をして確定したFX取引に係る利益は、先物取引に係る雑所得として翌年の3月15日までに申告し、それに応じた税金を納付しなければいけません。

ただし、損失が発生した場合は申告する必要はありませんし、利益が発生した場合でも、その金額と他の所得の合計額が38万円以下の時、あるいはその金額自体が20万円以下の時であれば申告しなくても差し支えありません。
なお、申告により納付する金額の半分以上を納税期限までに納付する場合は、その残額を2ヶ月後の5月31日まで延納する事ができますが、延納した期間に応じて1.7%の利子税が課税されます。

FX関連の確定申告&納税のコツ

FX関連に係る確定申告の方法は、まず税務署にある申告書の第一表から第三表、および先物取引に係る雑所得等の計算明細書を用意します。
これらの書類は国税庁のホームページからダウンロードする事も可能です。

次に、計算明細書にFX取引とスワップポイントに係る利益、それらを得る為に必要となった手数料などの経費を記入し、雑所得を算出します。

そしてその金額を申告書の第三表に、第一表に記載した所得がある場合はそれも転記し、それぞれの金額に応じた税率を乗じ、算出した税額を記入します。

最後に、税額の合計を第一表に転記し、復興特別所得税(税率2.1%)を加算した金額が所得税の総額となります。
なお、納付する金額は、その総額から源泉徴収税額を差し引いた金額であり、源泉徴収税額の方が多い場合はその分は還付されます。

なお、確定申告は毎年2月16日から3月15日の間に行いますが、税金の還付を受ける場合は、1月1日から申告する事ができますし、3月15日以降に申告しても追徴課税等を受ける事はありません。

その為、混雑する時期を避け、空いている時期に手続きを行う事も可能です。さらに、これらの手続きをインターネットで行う事も可能です。