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FXの通貨ペアとは?選ぶ際のポイントやおすすめの通貨ペア5選を紹介!

FX取引で重要な通貨ペア選びですが、どのようなポイントを押さえて選べば良いのでしょうか。

この記事では通貨ペアを選ぶときのポイントや、おすすめの通貨ペア5種類を紹介します。

FXの通貨ペアとは?

FXは2つの通貨を交換し、為替差で発生した利益を得る仕組みです。

FX取引時に使用する、この2つの通貨のことを「通貨ペア」といいます。

通貨ペアによって値動きや利益の出方などが異なるため、FXにおいて通貨ペア選びは重要なポイントです。

通貨ペアにおける基礎知識

FXでは通貨ペアの左側を「基軸通貨」、右側を「決済通貨」と呼びます。

決済通貨を使い、基軸通貨の売買を行うのが一般的です。

「日本円/ ユーロを買う」と記載されている場合、日本円が基軸通貨、ユーロが決済通貨であり、ユーロを売って日本円を購入します。

初心者が通貨ペアを選ぶ際の3つのポイント

初心者が通貨ペアを選ぶ場合は、次の3つのポイントを押さえましょう。

  • 取引量
  • スプレッド
  • ボラティリティ

ポイント1.取引量

FX初心者は取引量が多い通貨ペアの使用をおすすめします。

多くの投資家が注目することで取引量が増え、チャートの値動きが安定することから、取引量の多い通貨ペアだと初心者でも利益を得やすいでしょう。

取引量は「アメリカドルと日本円」が圧倒的に多く、他には「イギリスポンドと日本円」、「オーストラリアドルと日本円」などのペアが挙げられます。

ポイント2.スプレッド

FX取引で通貨ペアを売買する際に生じる差をスプレッドと呼びます。

スプレッド差が大きくなれば、その分コストが増えるため、できるだけスプレッドが狭い通貨ペアを選ぶ方が、利益が得やすくなります。

そのため初心者は、できるだけスプレッドが狭い通貨ペアを選ぶことをおすすめします。

スプレッドは経済指標の発表や社会情勢によって変動します。

取引している通貨の国に関連する情報収集を定期的に行いましょう。

ポイント3.ボラティリティ

ボラティリティとは、値動きが大きいことを意味します。

値動きが小さい通貨ペアは利益につなげにくいため、初心者にはおすすめできません。

そのため最初はできるだけボラティリティの大きい通貨を選ぶと良いでしょう。

とはいえ値動きが大きい通貨ペアは利益を出しやすい分、損出しが発生しやすくもあるため注意が必要です。

初心者におすすめの通貨ペア5選

初心者におすすめできる通貨ペアは次の5種類です。

  • 米ドル/円
  • ユーロ/円
  • ユーロ/米ドル
  • 豪ドル/円
  • ポンド/円

1.米ドル/円

米ドルと日本円はFX取引金額において圧倒的多数を占めており、 FX初心者に最もおすすめできる通貨ペアです。

日本とアメリカの情報は他の国と比べて収集しやすい上に、 ボラティリティがあるため利益を出しやすい特徴があります。

また米ドルと日本円はアジア時間以外に、アメリカやヨーロッパの時間帯にも売買されることから、深夜を始め好きな時間帯に取引しやすい点も魅力です。

2.ユーロ/円

ユーロと日本円の通貨ペアは、変則的な動きがあまりないのが特徴です。

スプレッドが狭く、取引金額も多いため心者向けの通貨ペアといえるでしょう。

ボラティリティが低めである点がデメリットではありますが、突然大幅な動きが生じにくいことから初心者でも予想しやすいのが特徴です。

3.ユーロ/米ドル

日本円以外のペアでは、ユーロと米ドルの通貨ペアが人気です。

世界中のトレーダーが最も利用している通貨ペアです。

ユーロと米ドルが一度トレンドに上がると一定期間持続する傾向にあるため、経済動向をリアルタイムで把握している人におすすめです。

世界で最も取引されている通貨ペアであることから、スプレッドが狭く他のペアと比べてコストを抑えられやすいメリットもあります。

値動きが発生しやすい時間帯は日本時間の17時〜21時頃です。

4.豪ドル/円

豪ドルは金利が高い通貨として知られています。

豪ドルは中国経済との関わりが深く、中国経済について詳しい人にもおすすめです。

オーストラリアは天然ガスや石炭などの天然自然に恵まれていることから、輸入量が多く値動きが安定していることも初心者におすすめの理由です。

5.ポンド/円

イギリスポンドは日本円と比較して流動性が低いことから、値動きの幅が大きいことが特徴です。

突発的に大きく値上がりすることがあるため、短期間で大きな利益が得られる可能性があります。

しかし逆に短期間で大きな損出しが発生することもありますので、取引数量を少なくしたり損切りを徹底したりすることが重要です。

まとめ

FX取引では通貨ペア選びが重要なポイントです。

通貨ペアによってスプレッドの広さや値動き、取引が活発な時間などが異なります。

またそれぞれの国の経済指標を理解しておく必要があるため、情報を得やすい国の通貨ペアを選ぶと良いでしょう。

日本では情報が入手しやすく取引量が多いことから、日本円とアメリカドルが人気の通貨ペアです。

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