コンテンツへスキップ

FXの取引スタイルは運用期間から決めてみよう!

FXでは自分にあった取引スタイルで行うことが重要です。

そのためにはまず運用期間を決め、それぞれの運用期間にあった取引スタイルを選びましょう。

本記事ではFX初心者向けに、FXの取引手法・スタイルを解説します。

FXの取引スタイルは運用期間で変わる

FXにはさまざまな取引スタイルがありますが、運用期間に合った取引スタイルを選ぶことが重要です。

FXを始めたばかりの方は、まずは短期・長期どちらのトレードで行うかを選びましょう。

短期トレードを行うには、毎日長時間為替をチェックすることが必要です。

そのため、時間をとれない人にはあまり向いていないでしょう。

一方長期トレードは、短期トレードよりも頻繁に為替をチェックする必要はありませんが、決裁のタイミングが難しいのが特徴です。

FXにおける2つの取引手法

FXを運用するために、まずは相場の流れを把握しましょう。

相場の流れを理解したうえで、適切なトレードの取引手法を取ると、利益を得やすくなります。

FXには次の2つの取引方法が挙げられます。

  • 順張り
  • 逆張り

では具体的に取引手法の詳細を理解していきましょう。

1.順張り

順張りは相場のトレンドに合わせる取引手法です。

一般的にはトレンドの相場に合わせた方が、利益につながりやすいとされています。

取引を行うタイミングは、トレンド発生時もしくは発生後です。

順張りはトレンドの流れに合わせて取引を行うため、初心者でも取り組みやすい取引手法と言えるでしょう。

2.逆張り

逆張りは、相場のトレンドに逆らって行う取引手法です。

取引するタイミングは、トレンド終了後もしくは発生後末期で、トレンド方向と逆向きに新規のポジションを持つことを指す「エントリー」を行います。

トレンド発生後、相場の流れが大きく変わることはよくあります。

逆張りでは、トレンド終了後の大きな反転の値幅を狙います。

しかし、必ずエントリー後にトレンドの流れが逆方向になるとは限りません。

トレンドが継続した場合は損失になる可能性がありますので注意が必要です。

FXの取引スタイルは4種類

FXの取引スタイルは、主に次の4種類が挙げられます。

  • スキャルピング
  • デイトレード
  • スイングトレード
  • ポジショントレード

FXの取引スタイルは、決裁までの期間や為替をチェックできる頻度によって決めるとよいでしょう。

それぞれ特徴が異なるので、しっかりと概要を把握することが重要です。

取引スタイル1.スキャルピング

スキャルピングとは、数秒から数分といった短期間で取引を繰り返す取引スタイルです。

1回の取引で多くの利益は望めませんが、数多く取引を重ねることで大きな利益を狙っていきます。

判断力と瞬発力が求められ、経験が必要であることから、初心者にはあまり向いていません。

取引スタイル2.デイトレード

デイトレードとは、取引開始から終了までを1日で済ませる取引スタイルです。

その日中に決裁を終わらせるスタイルで、自分でルールを設定し守りながら取引を行います。

常に為替相場をチェックしながら、値動きの目標値を決めていくため、こちらも初心者にはあまりおすすめできません。

取引スタイル3.スイングトレード

スイングトレードは、2~3日から2~3週間を保有期間とした、取引スタイルです。

中期的なトレードであり、期間中に大きな値動きが発生した際に利益を狙います。

数時間から1日までの短期間で取引を完了させるデイトレードと比較しても、1回の取引額が大きくなる傾向にあります。

また通貨ペアでのスワップポイントを活用しやすく、利益を得やすい取引スタイルと考えられるでしょう。

取引スタイル4.ポジショントレード

ポジショントレードは4つの取引スタイルの中で最も長期的なトレードであり、2~3週間から2~3ヵ月単位で取引を行うスタイルです。

長期間保有することで、取引通貨の値段が大きく変化するトレンドを利用し、利益獲得を狙います。

一般的には、日本円とアメリカドルのようなメジャー通貨で行います。

まとめ

FXには2つの取引方法と、4種類の取引スタイルがあります。

自分にあった方法やスタイルを選ぶためには、まず運用期間を決めましょう。

スキャルピングやデイトレードのような短期でのトレードは、常に毎日長時間為替チャートの確認が重要です。

一方の長期トレードは、為替チャートの頻繁な確認はそこまで必要ないものの、決済のタイミングを判断するのが慣れないうちは難しい面があります。

本記事を参考に、自分にあった運用スタイルを決め、それに合った取引スタイルや手法を選びましょう。